子供のしつけ方法は説明+行動の置き換えが重要
子供が良くない行動をした時に罰を与える光景を様々なところで見かけます。
しかし、罰を与えることは効果が低いということがわかっています。
結論として
しつけには罰ではなく説明、行動の置き換えが重要
感情的になっている時は間を空けることが重要
理由
①罰はしつけ効果が低い
②理論的な説明、正しい行動に置き換えると理解
できる
③感情的になっていると何をしても効果はない
解説していきます。
①罰は悪い行動と関連していないことが多く、そういった場合効果が低いということが研究でわかっています。
罰を与える場合には悪い行動と直接関連があることのみにすると効果があるようです。
②悪い行動を「だめ。やめて。」のみでは子供はなぜ悪いのかを理解できません。そのため、悪い理由を説明することが必要です。
しかし、それだけでは子供は理解できないことが多いため、悪い行動を良い行動に置き換える必要があります。
私の子供は車のおもちゃをよく投げていました。
投げるとおもちゃが壊れると説明しても、理解できず、投げるのをやめてくれませんでした。
そこで、車のおもちゃを床の線の上を走る、ソファーの傾斜を滑るなどをみせ、一緒に行ってみました。
その後はおもちゃを投げる回数は減りました。
③思い通りにいかなくて泣いているときには何を言っても届きません。
何を言っても届かないと言っている親も感情的になりやすいです。
私も感情的になってしまうことが多かったです。
そこで、一度2−3分程度部屋を出て、深呼吸してみました。
親が落ち着くことに加え、子供も少し落ち着いていることが多いです。
お互いに落ち着いたら、再度行って欲しいことを伝えるとうまくやってもらえることが多いです。
まとめていきます。
子供のしつけには罰ではなく、説明+行動の置き換えが必要です。
感情的になっている時は上記の説明+置き換えも効果がないため、お互いに冷静になれるように間を空けてください。
子供のしつけは大変ですが、子供は大変さ以上の癒し、幸福をくれます。
あなたの育児に少しでも役立てば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
参考元・出典元
【トレーシー・カチロー.いあの科学で「絶対にいい」と断言できる最高の子育てベスト55 】
科学的に良いことがわかっている子育てを網羅的に学べます。すぐに取り入れられることも多いです。
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